[マッチレビュー]兵庫県サッカー選手権大会決勝 vs 関西学院大学(2-3)

あと一歩届かなかった。

試合開始から立て続けにチャンスを作ったのはFC淡路島だった。ここを決めきれずペースは徐々に関西学院大学へ。
そして前半14分一瞬のすきからPKを与えてしまう。これを決められ失点すると20分、36分と立て続けに失点しリードを広げられてしまう。そんな中前半終了間際#13 八田陸斗選手のゴールで2点差とし前半を終了する。

後半更に押し込みたいFC淡路島は#9 土井良太選手、#29 築山隼選手、#25 竜田柊士選手を投入し攻勢に出る。土井選手、築山選手をターゲットに相手陣地に押し込むが中々ゴールを決められない。
そんな中、後半40分試合が動く。竜田選手のクロスの混戦から最後は土井選手が押し込み1点差に詰め寄る。

その後も押し込む展開が続いたが1点が遠く試合終了。天皇杯出場は叶わなかった。

自分たちに下を向いている暇など無い。
来週には昨年のリーグ戦でも白熱した試合となった神戸FCとの試合が控えている。
この悔しさを決して忘れてはならない。

なお試合の写真はFC淡路島公式Instagramにも掲載いたしますのでぜひそちらもご覧ください。
https://www.instagram.com/fc.awj.official/

試合後監督インタビュー

■今日の試合を振り返って
「悔しいですね。前回の阪南大戦よりかは自分たちがやろうとしたことを明確にした上で試合に臨めてましたし、選手たちもコミュニケーションを取れて課題解決をしようとし続けて同じ敗戦ですけど今回の試合の方が自分たちは前向きに出来たと思うのでその上で負けてしまったというのは非常に悔しいですね。」

■前半は両サイドが張っているイメージでしたが関学にどのようなアプローチをしようと思っていましたか?
「まずは守備の所で言うと相手が4枚のDFがいてそこに対してうちは3枚で相手の4枚を見る。もっというとうちの3枚の頂点の選手が相手のCB2枚を監視してどっちかを孤立させてから後はマンツーマンの守備でいこうという話をしてたんですけど、そこが上手く機能しなくてそこから守備の所でズレが生じてPKのシーンなんかも人に対していけてない状態が続くとやっぱり関学さんは強いのでそういうすきがあるとチャンスをものにしてくるような試合になったかなと。攻撃に関しては相手の中盤の2枚の選手に対してうちはアンカーが1枚とシャドーが2枚とあとは2トップ、真ん中のレーンで非常に数的優位は作れてる状態でそういった選手が前向きにボールを運べたときは何回かありましたけど非常にチャンスにはなっていたので後はフィニッシュの所だけですかね。」

■立ち上がりは支配している時間も長かったと思うのですが失点した後特にPKを取られた辺りから少しディレイになってしまってファールが増えてしまってという展開になりましたが要因はありますか?
「守備の形を中で変更したんですよ。先程言ったように相手の4枚に対して3枚で見るという形ではなくて、相手のCB2枚に対してうちの2トップが見ていて相手のサイドバックに対してうちのサイドのウィングバックの選手が出す。中でコミュニケーションがありましてそれでいこうと。そこの変わり目の所の変化の瞬間のちょっとすきを突かれたのかなと思います。人をずらすということを行うと結局どこかで歪が出てくる、遅れが出て人にしっかりいけない時間帯があの時間帯だったかなと思います。」

■後半ですけれども失点せずにGKのファインセーブもありましたけどあれはなにか修正しましたか?
「もう一度試合前から言っていた守備の所を徹底してやろうと言う話はまずしました。選手交代も土井だったり築山、最初の宮村と大木のコンビとはまた別の色が違う2人を入れて、左のウィングバックに引地から竜田を、竜田の方が攻撃的な選手で1対1とか前に推進力のある選手をいれてターゲットをハッキリさせた上で前への推進力を増やすと。プラス守備も徹底させた時に前向きにプレーする時間も増えたのかなと思いますね。

■そういう意味では苦しいゲームでしたけど試合の中でコントロールできるところはしているように感じました。
「そこが非常に重要かなと思いますね。結構上手くいかないことの方が多分サッカーでは多いと思うのでそれを選手たちがピッチの中で主体性を持って課題を解決するっていうのを1試合の中で出来ればチームはどんどん強くなっていけると思うし、サッカーを知るって意味でも非常に重要な能力かなと思うのでまあそこは今日は前回と違ってトライできた所が非常に良かったかなと思います。

■天皇杯という舞台は逃してしまいましたが出たら得られるものもあったと思うのですがそこに対しての思いはありますか?
「もちろんチームとして天皇杯に本戦に出れた時にどんな事が起こるか。私も天皇杯出たことありますけど十分理解は出来ますが基本的にはうちは関西2部昇格チームですしチャレンジャーですので勝って当然のフィールドではないし、後は大事なのはリーグ戦で昇格することだと思っているのでここで下を向くってよりかは得れたものに対して前向きに捉えて次のゲームに対して準備するだけかな思います。」

■得れたものでいうと試合の中で修正できた所ですか?
「修正できるとかコミュニケーション取って自分たちがやることを明確化しようとする部分ですかね。迷いがありながらプレーしていると上手くいかないので、まずはそこの迷いみたいな所を全員でなくしながらそれをゲームの中で出来るっていうのは非常に他のチームでも出来ることではないのかな思います。選手の良さですね。」

■2試合続けて敗戦となりましたが心配されている島民の方、ファンの方もいると思うので改めて力強いお言葉をいただければと思います。
「2試合連続敗戦というのはチーム設立後初めての経験ですけれどもサッカーなんでスポーツなんでそういうことはつきものですし、何より大事なのは次の試合に向けて自分たちが何をすべきかとか、チームとして何をすべきか、個人として何をすべきかという所だと思いますのでしっかりとこの敗戦というのを受け止めつつ出来たこと出来なかったことっていうのを自分たちで噛み砕いて強くなるために精進するだけだと思います。今後とも応援よろしくおねがいします。」

次戦試合情報

■関西サッカーリーグDivision2第3節 vs神戸FC1970

■アスパ五色メイングラウンド

■11:30KO

※現在開催・観客動員を関係各所と協議中となっております。詳細が決まり次第FC淡路島公式Webサイト、公式SNSにてお知らせいたします。

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