また一つ最高の財産に。

「こんなチームを作ってん。来ーへんか？」

去年の春、某喫茶でGMから声をかけられた。大学を卒業して一年間僕はチームに入らず、毎日仕事に追われ、サッカーが生活の一部から完全に消えていた。

そんな中そんな話が僕の元にきた。答えは即答で快諾。迷う必要なんてなかった。

「本気でJリーグを目指す」その一言に惹かれた。慕っていた先輩だったのも理由の一つだが、何よりもう一度本気でサッカーをしたい。そんな想いだった。

確かに当初はメンバーも集まらず、練習・試合人数もギリギリだった。それでもオーナを中心に熱い想いを持った人ばかりで刺激しかぬかった。まさに僕の求めてる環境だった。

シーズンを順調に終え(都市リーグでは苦戦も強いられたが)、今年昇格した。新たな選手を迎え、チームとしてもパワーアップ、新シーズンもいいスタートを切れた。

さらに嬉しかったのはチームを応援してくださるファンが出来たこと。毎週のように足を運んでくれ、声援を送ってくれる。こんな嬉しいことはない。

そんな中、FC淡路島は今日全国制覇を果たした。僕にとっては小学生以来だ。

あと一歩で掴めなかった桐光時代、関東との差を遠くに感じた関大時代。

やっとの思いで掴んだこの優勝は言葉に出ないくらい嬉しい。

そして何より、この仲間、サポーター達と掴んだこのプロセスはまた僕の財産の一つになった。

普段社会人をしていて、色んな事もある。ストレスもたまる。そんな中素晴らしい環境を作ってくれたオーナー・GM。そして仲間、サポーター。本当にありがとうございます。

このチームに入ってよかった。本当によかった〜。。

チームへもっと貢献がしたい。これからは違う形になると思う。それでもこれからのストーリーが僕の財産になる。

これからもみんなよろしく。

とりあえず明日仕事、、、、楽しみではない。

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