ランニングの落とし穴

こんにちはトレーナーの前田です。
リーグ戦全勝で無事に前期を終えることができました。
この結果はトレーナーとしてもかなり嬉しいです。しかし、その反面もっと自分なりにできる事があったなと反省もしています。
それを踏まえて後期はもっとこのチームに貢献できるように考えながら日々の活動をしていきたいと思います。

さて、今回は2回目の投稿ということで、何を書こうか迷ったんですけどダイエットにおけるランニングの意外な真実について少しお話したいと思います!

よく「ダイエットのために○○時間ランニングしてきた」と言う言葉を聞くことがあると思います。しかし科学的に見てランニングではあまり痩せないという事実が証明されています。

まずなぜ痩せないかということを説明したいと思います。
45分以上のランニングではコルチゾールというストレスホルモンを分泌します。このホルモンは食欲を増強させる作用があります。なので走った分か、それ以上に食べてしまうのです。よほど心が強い人でない限りこの食欲を我慢することができません。

ランニングにおける消費カロリーは「消費カロリー=メッツ(スピード)×時間×体重(kg)×1.05」です。
個人差はありますが、例をあげると体重60kgの人が8.3メッツ(時速8km)45分走ったとしても大体392kcalしか消費できません。約コンビニのおにぎり2つ分なのですくないですよね。
さらに先程も書いたとおり45分以上走る事によって摂取したくなってしまうのでランニングがダイエットにおいて効率が良いとは言えません

ではどうしたら痩せるんだと思いますよね?
実は人間の消費カロリーで多くを占めるのは皆さんが日常生活の中で消費しているカロリーなんです。
なのでこの日常生活の消費カロリーをいかに増やすかというのを考えたほうが効率よく痩せられると私は思います。
ここで重要なのが代謝です。同じ様な日常生活を送っていても代謝が悪くて脂肪燃焼の効率が悪いと、代謝が良い人に比べるとあまりカロリーを消費できません。

代謝を良くするためにおすすめのトレーニングがHIITなどの高強度で有酸素と無酸素の運動を短時間行うトレーニングです。
高強度で一気にトレーニングすることによってその後に体が元の状態に戻そうとして酸素の消費量が増え続け、数時間の間基礎代謝が上がります。さらにこの時の消費カロリーはランニングなどの6倍~10倍と言われています。
なのでこの状態で日常生活をおくるだけで痩せられます。

これまで色々説明してきましたが、かなり効率よく痩せられると思うのでダイエットを考えている方は是非参考にしてみてください。