今さら聞けない 水分補給の基本-3-

こんにちは!

最終戦を無事4-2で勝利し、無敗の首位で前期リーグを終えることが出来ました。
ちなみにチームは立ち上げから2年間公式戦24戦無敗の記録継続中です!!
この記録をどこまで伸ばすか要チェックです。

さて、季節は梅雨が近づき晴れ間の少ない日が続いています。
梅雨が終わればついに夏本場です。

過去2回にわたり
・脱水によって起こる身体変化
・セルフで出来る脱水チェック
について投稿してきましたがPart3となる今回は脱水を未然に防ぐための水分補給方法について書かせて頂きます。

過去2回の投稿を読まれていない方はぜひ合わせてご覧ください。
・今さら聞けない 水分補給の基本-1-はこちら
・今さら聞けない 水分補給の基本-2-はこちら

脱水のチェック方法はPart2で紹介しましたが、1番は脱水を未然に防ぐことが大切です。
ですがただ闇雲に水分を取ればいいというわけではありません。

Part1でも記述しましたが人の身体の45%は水分で出来ています。
なので人によって体重も様々であり、必要な水分摂取量も様々です。

上のグラフは体重別に分けた1日の理想の水分摂取量です。
グラフにも書いてありますが体重40kgと80kgの人では必要な水分摂取量に2倍以上の差があります。

ちなみにこの水分摂取量の値には食べ物そのものに含まれる水分量 (野菜の水分・スープなど) およそ1,000mlも含まれているのでグラフの数値から1,000mlを引いた数値が1日の飲水によって必要な水分摂取量です。

ここまでで1日に摂取する必要のある水分量がわかったかと思います。

では、1日に必要な水分摂取量がわかったところで次はこの水分量をどのように摂取するかです。

1日に必要な水分摂取量が2Lだからといって1度の水分補給で2L飲めばいいわけではありません。
人の身体が1回に吸収できる水分量はおおよそコップ1杯(200ml)とされています。

なので単純計算で体重60kgの人であれば1日に必要な水分摂取量2,610ml-1,000ml=1,610mlを1回に吸収できる水分量200mlで割ると8回に分けて水分補給を行う必要があります。

毎日24時に就寝して朝6時に起きる場合、1日の活動時間は18時間なので2時間半おきにコップ1杯の水分補給を行えば1日に必要な水分摂取量を飲水によってまかなえる計算になります。

これはあくまでも体重を60kgの人を想定した計算なので自分の体重と日頃の生活リズムからおおよその目安を出してみてください。

また、グラフの水分摂取量は日常生活における目安なので運動を行う際はより多くの水分補給が必要です。

次回のPart4ではスポーツの場面を想定した水分補給について書かせて頂きます。

ぜひFC淡路島の連勝記録にも注目お願いします。

FC淡路島トレーナー/フィジカルコーチ 森 陽幹
Twitter: https://twitter.com/CV89857