7年でJを目指すデメリット

こんばんは、トレーナーの森です。
今シーズンからフロント業務に携わるフロントマネージャーというポジションを任せられることになったので今回のブログではトレーナーとしてではなくフロントスタッフ視点で『7年でJを目指すデメリット』について話していきたいと思います。

普段SNSでの発信や表向きに見える部分はどうしても完成したものばかりになってしまうのでブログくらいはFC淡路島の泥臭い部分を出していこうと思います(笑)

まぁ7年でJリーグなんて過去に類をみない挑戦をしてるわけなので壁ばっかりです(笑)
直近に起こった課題を上げるとオフ期間の準備に関してです。
一般的なクラブであれば翌シーズンの準備はシーズンの半ばから徐々に行っていき、万全の準備のもと新シーズンの始動を迎えるというのがセオリーだと思います。

ただFC淡路島の場合は『負ければ撤退』というとてつもなく重たい十字架を背負っているわけで、まだ翌シーズンにチームが存続できているか不確定な状況で物事を進めて行くことは出来ません。

例えばスケジュールの作成などコストのかからないものであれば、損失は大した問題ではありませんがユニフォームやチームウェアなどコストがかかるものに関しては取り返しが付きません。

「昇格するつもりなら先に作ればいいんじゃないか」と思う人もいますが、予算も無限ではないですし、経営的にもそんな危ない橋は渡れません、まずは目の前の昇格を勝ち取る為にコストを使います。

たまにSNSなどで「FC淡路島は地域リーグを舐めてる」なんて言われることもありますが全くそんな事はないですし、毎年石橋を叩きまくって渡っています(笑)

特に今シーズンの準備に関しては関西府県リーグが2020/12/20まで行われていたのでこれまでになくタイトなオフシーズンでした。

ここだけの話、チームジャージに関しては工場がある中国が旧正月に入り2月はまるまる生産をストップしてしまうので新加入選手の分がまだ揃っていません。
これに関しては選手に大きな負担をかけているので運営として今後改善しないといけない部分です。
またこういったチーム事情を理解してくれる選手たちに感謝しきれません。

ざっと書きましたがこんなことはほんの一部です(笑)
ただクラブがうまく行っていないかといえば全くの逆で、過去に類をみない挑戦をしているからこそ次々と壁にぶち当たりますし、壁があるということは目標に向かって前進しているわけでその壁を超えていくことがFC淡路島というクラブの面白さです。

FC淡路島を応援してくださる方々にはこの壁を超えていく楽しさを共有したいですし、過去に類をみない=非日常なので、ここにFC淡路島の掲げる『退屈な奴らを興奮させる』といった醍醐味が詰まっていると思います。

ぜひ今後もFC淡路島という壁をに向かって挑戦し続ける物語を一緒に楽しんで行きましょう。

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