去年の今頃

去年の今頃俺はちょうどバルセロナから帰ってきて、家で隔離の日々を送っていた。

本来ならもう一度スペインに行くための準備をしてビザを取得して、コンディションをあげていく予定だった。

しかし、コロナの影響でそれらの計画は全て無くなった。

そんなの時にFC淡路島が練習場所としてでもいいからということで迎え入れてくれた。

当初はコロナが収まったらすぐにでもスペインに行こうと思っていたのだが、落ち着き出したのは冬前。

ちょうど兵庫県1部リーグを優勝して、昇格チームを決める府県リーグにさしかかる時期だった。

この頃には俺の中でFC淡路島を昇格させてみんなで喜びを味わいたいという気持ちがとても大きくなっていた。

明日何が起こるか分からないというのは決して大袈裟なことではないということがコロナを通じてみんなが感じたことではあると思う。

そんな中でも環境や状況の変化によりこんなにも気持ちの部分が動くとは思ってもいなかった。

今の気持ちを去年の今頃の俺に伝えたら信じないかもしれない。

そのくらい淡路島での生活は魅力的で将来のやりたいことに繋がっている。

サッカーをして、動画を作り、アパレルをデザインし、これからカフェも開く予定だ。

これらはほとんどが淡路島にきてからの出会いで始まっている。

今が1番いいと思えるように、これからも色んな出会いに感謝して楽しんでいきます。

去年の今頃の俺、コロナに対して凄い嫌な思いがあるかもしれないけど、結構楽しくて面白い出会いが沢山あるから、そんなに気にするな。笑

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